開催日 | 2025年10月1日 |
所属選手 | 黒部 竜聖 |
対戦相手 | パトムポン セーンアルン(タイ) |
試合結果 | 判定3-0 勝ち |
国体準優勝の実績を持つ黒部のデビュー戦。黒部が足でリズムを取りながら左ボディを突き刺すと上下に打ち分けペースを掌握。相手の右をスウェーでかわし左ボディで体力を削った。2回、黒部は右ストレートから返しの左ボディを痛打。パトムポンは被弾しながらも時折右フックを強振。3回、頑丈なパトムポンはパンチを浴びながらもニヤリとすると右フックをブンと振り回し抵抗。4回、黒部はジャブから組み立てるとワンツー、左ボディを好打。ジワジワとダメージを与えた。5回、黒部はワンツーで腰を沈めさせるとパンチをまとめて仕留めに行くが、パトムポンはその都度、左右フックを返し勝負を諦めず。6回、黒部はこれでもかと打ち込みKO寸前まで追い込むが、パトムポンは驚異的なタフネスぶりを見せた。黒部がフルマークの判定勝ちで初陣を飾った。
開催日 | 2025年9月17日 |
所属選手 | 漣 バル |
対戦相手 | プラーンウィライ ワンプン(タイ) |
試合結果 | 3R 1分 35秒 TKO 勝ち |
漣(さざなみ)がジャブで組み立てると左フックを決めて先制攻撃。2回、漣は右ボディストレートで動きを止めると上下に打ち分け攻勢。必死に返したワンプンだが守勢を強いられた。勝負が決まったのは3回、漣はジャブから右アッパーにつなげるとパンチをまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。漣がTKO勝ちでOPBF東洋太平洋女子フライ級新チャンピオンに輝いた。
開催日 | 2025年9月17日 |
所属選手 | 竹迫 司登 |
対戦相手 | 細川チャーリー忍(金子) |
試合結果 | 判定3-0 勝ち |
日本ミドル級挑戦者決定戦、竹迫と細川が約5年8ヶ月ぶりに拳を交えた。体を密着させる0距離の中、竹迫が単発の左ボディをヒット。2回、竹迫が右ショート、左ボディを叩きつければ、細川も負けじと右オーバーハンドで応戦。早くも消耗戦に突入。3回、激しい打ち合いの中、竹迫はローブローの反則で減点1。その後、竹迫が強烈な右フックをねじ込んだ。4回、竹迫の左ボディが功を奏してくる。ボディにパンチを集めて攻勢。5回、細かいパンチの応酬で体力の削り合いに発展。6回、竹迫はバックステップから左ボディ、さらに上下に打ち分け緩急を意識。7回、細川は手数を増やして意地の反撃。8回、最後まで倒し行く姿勢を見せた竹迫はギアを上げて攻め立てた。終始、優勢に進めた竹迫が、大差判定勝ちで来年のチャンピオンカーニバル出場を決めた。
開催日 | 2025年8月1日 |
所属選手 | 横山 達也 |
対戦相手 | 岡村 龍也(東拳) |
試合結果 | 判定3-0 39-37 40-36 40-36 勝ち |
リング中央でショートパンチの応酬からスタート。横山が重心を落として右フック、右アッパーをコツコツと集めて有効打を上回った印象。2回、岡村は回転力を上げて攻めるが、横山は押し負けず。お互いにアクセル全開で打ち合った。3回、横山は細かい連打から左ボディにつなげてジャッジに攻勢をアピール。4回、岡村は必死にパンチを繰り出したが、横山は気持ちで引かず豊富な手数で攻め切った。移籍初戦の横山が初勝利を挙げた。
開催日 | 2025年8月1日 |
所属選手 | 尾上 剣清 |
対戦相手 | 岡本 陽和太(青木) |
試合結果 | 判定1-1ドロー 38-36 36-38 37-37 |
サウスポー岡本がジャブを上下に散らしリズムを構築すると左カウンターでダウンを先取。再開後、尾上は長いリーチを活かした左フックで反撃に転じた。2回、尾上は右ストレートを合わせてダウンを奪い返す!立ち上がった岡本は慌てずにジャブから立て直しを図った。3回、尾上は打ち終わりに右フックで顔を跳ね上げるとグイグイと前に出た。お互いの持ち味が発揮された好ファイトを繰り広げた。4回、岡本は左ストレートから右フックを合わせると的を絞らせず見栄えの良さをアピールした。ジャッジに委ねられた採点は三者三様の引き分け。熱戦を繰り広げた両者に盛大な拍手が送られた。
開催日 | 2025年8月1日 |
所属選手 | 森 朝登 |
対戦相手 | 阿部 愛斗(角海老宝石) |
試合結果 | 7R 0分 34秒 TKO 勝ち |
阿部がガードを固めながら右フックを叩きつけると右ストレートから切り込み先制。2回、森は右フックで引っかけるとボディワークで相手に的を絞らせず。3回、森は左オーバーハンド、右フック決めると距離をキープ。阿部は我慢強く右ボディストレートを返して体力を削りいった。4回、森は左ボディストレートを再三決めると、ラウンド終了間際に左カウンターでダウンを奪った。5回も森のラウンド。緩急をつけながらアッパーを織り交ぜたコンビネーションで優勢。6回、守勢を強いられた阿部は、プレスをかけて右ストレートを繰り出すが森は冷静に対応。左ストレートで右目上を切り裂くと大胆な右アッパーで顔を弾いた。7回、阿部の傷が深くなりレフェリーはドクターチェックを要請。これ以上の試合続行不能と判断したレフェリーが試合をストップした。元日本ランカーの森がTKO勝ちした。
開催日 | 2025年6月19日(木) 15:30開始 |
所属選手 | 森脇 唯人 |
対戦相手 | ベク ハソ(モンゴル) |
試合結果 | 判定3-0 77-74 78-73 79-72 勝ち |
東京五輪ミドル級代表の森脇が韓国ミドル級王者のベクを相手にA級(8回戦)でデビュー戦に臨んだ。森脇がハンドスピードを活かしたジャブを上下に散らすとラウンド終盤に右オーバーハンドをヒット。2回もシャープなジャブでアグレッシブな姿勢を見せた。3回、森脇はジャブで迎え撃ちダウンを先取。再開後、ワンツーを軸に攻め立てた。5回、劣勢のベクは左フックから手数を増やして反撃。6回、森脇は長いリーチを活かしたジャブで突き放し相手に付け入る隙を与えず。7回、中間距離でスリリングな打ち合いを見せる中、ここでも打ち勝ったのは森脇。8回、ベクが右ショートで腰を沈めさせて見せ場を作るが、森脇はフットワークを駆使しながら後続打を避けた。3~6ポイント差をつけた森脇がプロ初勝利を挙げた。
開催日 | 2025年5月20日(火) |
所属選手 | 久保 龍助 |
対戦相手 | ウィーラワット ヌーレ (タイ) |
試合結果 | 2R 2分 10秒 KO 勝ち |
久保が前の手で揺さぶりをかけながらタイミングを探るとラウンド終盤にワンツーをヒット。久保はジャブから左ボディで動きを止めるとパンチをまとめてダウンを先取。立ち上がったヌーレに迫ると左ボディで倒して10カウントを聞かせた。3連勝を飾った久保がA級昇格を決めた。
開催日 | 2025年4月3日(木) |
所属選手 | 尾上 剣清 |
対戦相手 | 山口 世界(松本ACE) |
試合結果 | 1R 1分 16秒 TKO |
デビュー戦対決は、尾上が左フックをねじ込むとロープに詰めて連打で攻勢。守勢を強いられた山口は、必死にパンチを返すが尾上は冷静に対応。上下のコンビネーションを決めてレフェリーストップに持ち込んだ。
開催日 | 2025年4月3日(木) |
所属選手 | 久保 龍助 |
対戦相手 | 岡田 悠平(本望) |
試合結果 | 判定3-0 勝ち |
岡田が相手の右を左ガードでブロックすると右ショートをヒット。2回、久保はジャブからリズムを作ると右ボディストレートを差し込み反撃。しかし、岡田もブロックの意識を忘れず。冷静な試合運びを見せた。3回、久保はタイミングをずらしたワンツーを好打。ラウンド終盤には左ボディを差し込み体力を削りに行った。4回、久保は打ち下ろしの右ストレート、左ボディで見栄えの良さをアピール。5回、相手の右に反応している岡田だが、久保は積極的にワンツー、ワンツー!6回、岡田はプレスをかけて回転力を活かした連打で猛追。久保も負けじと返すと左ボディを突き刺した。激戦を制した久保が連勝した。
開催日 | 2025年4月3日(木) |
所属選手 | 森 朝登 |
対戦相手 | 二葉 恒輝(松本ACE) |
試合結果 | 判定2-0 勝ち |
サウスポー森が左ストレートから切り込むとサイドに回り込んで先制。2回、森は右フックを決めるとサッと動き的を絞らせず。アウトボクシングが冴えた。3回、打撃戦に持ち込みたい二葉は距離を詰めるが、捕まえることができず。それでもしつこく迫ると4回は、回転力上げて反撃の狼煙をあげた。5回、再び森が出入りを活かしたボクシングで見栄えの良さをアピール。6回、森は上下に打ち分けると、粘る二葉を振り切った。終始、試合をコントロールした森が昨年12月以来の再起戦を飾った。