開催日2024年12月15日(日)
所属選手竹迫 司登
対戦相手国本 陸(六島)
試合結果1R 2分 39秒 TKO 負け
竹迫 司登

国本と竹迫が立場を入れ替えて3年7ヶ月ぶりに拳を交えた。竹迫が左ボディを突き刺し先制攻撃。国本は真っ向から応戦するとジャブから右ショートを叩きつけてダウンを演出。再開後、右フックでグラつかせると右フックをこれでもかと叩きつけて前のめりに倒すとレフェリーはノーカウントでストップした。国本が初回KO勝ちを挙げ、前回の借りを返した。

開催日2024年12月4日(水)
所属選手漣 バル
対戦相手ヴィスター シリッデット(タイ)
試合結果6R 0分 51秒 TKO 勝ち
漣 バル

漣が右フックをねじ込み先制攻撃を仕掛けると、上下に打ち分けペースを掌握。2回、ヴィスターは右フックで反撃に転じるが、漣は押し負けず。ジャブからワンツーにつなげた。3回、右を浴びた漣だがプッシュしながら右アッパーを織り交ぜたコンビネーションで攻勢。4回、激しい打撃戦を繰り広げる中、漣は右フックから回転力を活かした連打を浴びせた。しかし、ヴィスターも気持ちを切らさず懸命に打ち返した。最終6回、漣は右フックで後退させるとパンチをまとめてスパート。手が出なくなったヴィスターを見てレフェリーが割って入った。

開催日2024年12月4日(水)
所属選手久保 龍助
対戦相手石井 直輝(戸高)
試合結果判定3-0 39-37,40-36,40-36 勝ち
久保 龍助

石井がジャブからワンツーでテンポの良い攻撃を見せるのに対し、久保はジャブで顔を跳ね上げて対抗。初回からキビキビとした攻防を繰り広げた。2回、久保は右フックで腰を沈めさせると、コーナーに詰めて連打で攻勢。ピンチの石井は必死にパンチを返して食い下がった。3回、石井はコンパクトなコンビネーションで反撃。しかし、久保は右ボディアッパーを差し込むと手数をまとめてダメージを与えた。4回、お互いの意地がぶつかり合う総力戦。会場が盛り上げる中、久保の右フックが光った。激戦を制した久保がC級(4回戦)卒業を決めた。

開催日2024年12月4日(水)
所属選手森 朝登
対戦相手二瓶 竜弥(DANGAN郡山)
試合結果5R 2分 54秒 TKO 負け
森 朝登

日本スーパーバンタム級14位の森とランカー初挑戦の二瓶の一戦。初回、二瓶が長いリーチを活かしたジャブから組み立てるのに対し、サウスポー森はサイドに回り込みながら左ボディストレートで応戦。2回、二瓶は左ボディから伸びてくる右ストレートで見栄えの良さをアピール。3回、出入りを意識しながらワンツーを軸に攻め立てる森と要所で左ボディを突き刺す二瓶の構図。4回、一進一退の攻防が続く中、森の丁寧なボクシングが光った。5回、二瓶が右ストレートでグラつかせるとパンチをまとめて攻勢。距離を取る森を追い詰めると打ち下ろしの右ストレートでダウンを演出。ダメージの深さを考慮したレフェリーが試合をストップした。福島・郡山から参戦した二瓶がランカーを撃破。リング上で勝利の雄たけびをあげた。

開催日2024年8月2日(金)
所属選手久保 龍助
対戦相手金田 翔悟(ワタナベ)
試合結果1R 1分 34秒 TKO 負け
久保 龍助

試合:久保がシャープなジャブからワンツーにつなげると金田は左ボディで応戦。スリリングな攻防を見せる中、金田の右ストレートがジャストミート!痛烈なダウンを奪うとレフェリーはノーカウントで試合をストップした。金田がデビューから3試合連続初回KO勝ちを飾った。

開催日2024年7月15日(月)
所属選手竹迫 司登
対戦相手マーク ディキンソン(英)
試合結果判定3-0 96-94,97-93,98-92 勝ち
竹迫 司登

竹迫とディキンソンの対決。初回、一気に距離を詰めてボディを叩きにきたディキンソンに対して、ガードを固めた竹迫は、ここを凌ぐと、ジャブとワンツーで鋭い右ストレートを返した。ディキンソンも右アッパーで竹迫のガードをこじ開けにきた。ジャブを丁寧に突いて試合を組み立てた竹迫が2回、左ボディを突き刺すと、ディキンソンは下がって追撃を回避した。ディキンソンが前に出て左右のフックを振ってきたが、竹迫は下がらず右ストレートを返して押し返した。3回はジャブ、左ボディ、右ストレートとテンポよく手を出した竹迫に対して、ディキンソンはガードして、左フックを打ち終わりに合わせるが、竹迫はガードして、右ストレートを打ち返して、ディキンソンの手を止めた。4回、接近戦で頭をつけて押し合いながら、スペースを作ってカウンターを取り合う両者、ディキンソンの左右のフックとアッパーを顔面に喰らった竹迫だが、怯まず前に出てアッパーとボディを打ち返した。中盤、ジャブとワンツーを軸に先に手を出す竹迫だが、ディキンソンは打ち終わりにガードの隙を突いてフックとストレートで竹迫の顔面を弾いた。終盤戦は、ディキンソンが足を使って、右に左にとサイドに動いて竹迫のプレスを回避した。距離が詰まるとボディを叩いて、右ストレートで強引に倒しにいった竹迫だが、ディキンソンも手数で応戦、打ち終わりにカウンターを狙うがつかまえきれず。最終回、アッパー、フック、ストレートと仕留めに行った両者だが、決定打には恵まれず判定に。常に先に仕掛けた竹迫がジャッジ三者の支持を集めた。

開催日2024年5月14日(火)
所属選手森 朝登
対戦相手田村 亮一(JBS)
試合結果1R 2分 10秒 負傷ドロー
森 朝登

元日本王者の田村と元日本ランカーの森が拳を交えた。田村が足を動かしながら右から切り込むのに対し、サウスポー森は左ストレートを合わせて対抗。中間距離で攻防を繰り広げる中、偶然のバッティングで森が前頭部をカット。ドクターチェックの末、これ以上の試合続行は不能と判断したレフェリーが試合をストップ。規定のラウンドに達していないため。負傷引き分けとなった。

開催日2024年5月11日(土)
所属選手竹迫 司登
対戦相手テイジ プラタップ シン(豪)
試合結果判定1-2 116-113,113-115,113-115 負け
竹迫 司登

OPBF東洋太平洋王者の竹迫のV1戦。挑戦者はオーストラリアから乗り込んできたシン。初回、竹迫は右フックを叩きつけて先制攻撃を仕掛けるとサウスポー・シンの左フックをガッチリとブロック。ワンツー、左ボディを好打した。2回、シンは頭をつけてショートパンチで反撃。竹迫は右ボディを突き刺し体力を削りに行った。3回、接近戦で細かいパンチの応酬。ここはシンの回転力が上回った。続く回も激しいパンチの交換となるが、シンのしつこい連打が見栄えがいい。4回終了時の公開採点は、38-38×1、40-38×2でシンが優勢。6回、竹迫の右ボディが功を奏してくる。シンはクリンチをする場面が増えてきた。7回、シンは左ショートで顔を弾くとパンチを交錯させる中、有効打で上回った。8回、竹迫は前の手で距離を測りながら強弱を意識したコンビネーションをヒット。8回終了時の公開採点は、77-75×1(竹迫)、78-74×2(シン)と割れた。10回、竹迫は徹底的にボディにパンチを集めるが、シンも左フックをねじ込んだ。11回、ギアを上げた竹迫は豊富な手数で猛追。12回、竹迫は最後の力を振り絞り懸命の反撃。シンも要所、要所で右フックを返し譲らなかった。ジャッジに委ねられた採点は割れたがシンを支持。シンが新チャンピオンに輝いた。後半、猛追した竹迫だったが手が届かなかった。

開催日2024年3月18日(月)
所属選手井上 岳志
対戦相手ウェイド ライアン
試合結果判定1-0ドロー 115-113,114-114,114-114
井上 岳志

OPBF太平洋&WBO-APスーパーウェルター級王者の井上がオーストラリアからの刺客を迎え撃った。リングに上がった井上は、相手の方をグッと睨みつけて集中力を高めた。初回、井上が前の手で距離を測りながら右ストレートで先制攻撃。当たりは浅いものの積極性をアピール。2回、サウスポーのライアンは、プレスをかけながらリターンの左アッパーをヒット。3回、ライアンは左オーバーハンドをねじ込むが、井上は慌てる素振りを見せず単発の右ボディストレートを返した。4回、ライアンは左アッパーから左右をまとめて見栄えの良さをアピール。4回終了時の公開採点は、38-38×3でイーブン。5回、井上は右ボディから崩していくが、ライアンは左アッパーから上下のコンビネーションで譲らず。6回、中間距離でパンチを交錯させる中、井上が左ボディで体力を削った。7回、井上はノーモーションの右で膝を揺らすとプレスをかけて左ボディを突き刺した。8回、一進一退の攻防でジャッジを悩ませた。このラウンド、井上は偶然のバッティングで左目上をカットした。8回終了時の公開採点は、76-76×1、77-75×2で井上がリード。9回、ライアンはこの日、勝負所で出す左アッパーで顔を弾いた。10回、上下に丁寧に打ち分けたのはライアン。11回、井上はしつこく前に出て左ボディを叩き込むと手数を増やして攻勢。最終12回、ライアンは左フックから上下のコンビネーションで攻め立てると、「岳志」コールの声援の中、井上も懸命にパンチを返した。ジャッジに委ねられた採点は1者が井上としたが残り2者は引き分け。井上が苦しみながら王座防衛に成功した。

開催日2024年2月16日(金)
所属選手漣 バル
対戦相手渡邉 恵(TEAM10COUNT)
試合結果判定1-1ドロー 56-58,58-56,57-57
漣 バル

漣(さざなみ)がジャブから丁寧に組み立てるのに対し、渡邉は右クロスで応戦。鼻血を流した漣だが左ボディをヒット。2回、渡邉は距離をキープしながら上下に打ち分けリズム感のある攻撃を披露。3回、漣は右フックで膝を揺らすと回転力を活かした連打で攻勢。渡邉もここは引くまいと真っ向から打ち合った。4回、一進一退の攻防が繰り広げられる中、渡邉の有効打が若干上回った印象。5回、激しい打撃戦が繰り広げられる中、漣がプレスをかけて左フックで顔を弾くと豊富な手数で攻め立てた。6回、ギアを上げたのは渡邉。プッシュしながら左右をまとめた。ジャッジに委ねられた採点は三者三様の引き分け。