開催日2023年6月21日(水)
所属選手上原 柊人
対戦相手山本 弘毅(レイS)
試合結果判定3-0 勝ち 39-37,39-37,40-36
上原 柊人

山本がジャブからワンツーにつなげるのに対し、上原は打ち終わりを狙う形でスタート。初回は山本の積極性が目立った。2回、上原は左ボディから右フックをねじ込み攻勢をアピール。3回も上原は右アッパーから手数をまとめてポイントを加点。山本はボディが効いてきたようだ。4回、お互いに押し込みながらコツコツとパンチをぶつけ合った。

開催日2023年6月3日(土)
所属選手森 朝登
対戦相手秋間 瑞輝 (宮田)
試合結果判定3-0 勝ち
森 朝登

試合:秋間が前の手で揺さぶりをかけながら距離を詰めるのに対し、サウスポー森はサークリングしながら左を狙う。2回、森は相手の右を警戒しながらサイドに回り込んでワンツーをヒット。なかなか右につなげられない秋間だが3回、プレスをかけて右ストレートで反撃。しかし、森もここはペースを渡すまいと出入りを活かしたボクシングを展開。続く回も森はスピードで上回りポイントを加点した。5回、秋間は右オーバーバンドでグラリとさせてチャンス到来。ダメージを負った森はクリンチで窮地を脱した。6回、激しいパンチの応酬で意地のぶつかり合い。7回、森は足を使いながら上下に打ち分け見栄えの良さをアピール。最終8回、秋間は右フックをねじ込むとブンブンとパンチを振り回す。しかし、森もよく踏ん張って手数を繰り出した。中盤のピンチを切り抜けた森が判定勝ちした。

開催日2023年5月13日(土)
所属選手井上 岳志
対戦相手ウェルジョン ミンドロ(比)
試合結果判定1-1ドロー 117-111,113-115,114-114
井上 岳志

試合:井上の海外防衛戦。挑戦者は地元フィリピン出身の長身ミンドロ。井上の右ストレートがオープニングショットとなったこの試合、ミンドロは右アッパーをコンパクトに打った。鋭く踏み込んで右ストレートを打つ井上と右アッパーでカウンターを狙うミンドロ。緊張感が伝わってきた。2回、ミンドロは右ストレートに体重を乗せてみプレスを強めた。井上はステップを使うほど体がほぐれてきた。3回に入ると右アッパーを見せた井上は、ガードとスウェイで中に入ってきたミンドロの空振りを誘った。4回、接近戦でボディを叩いた。5回、井上の右アッパーとミンドロの右ストレートの打ち下ろしが交差した。6回は井上が、ミンドロを押しながらロープを背負わせて右アッパーを打った。7回、ミンドロはジャブに右アッパーと右ストレートを打ち分けた。最後は左右のフックで押し込んだ井上。ここまでは、両者ともに決定打には恵まれず。8回、偶然のバッティングで右眉をカットした井上。ドクターチェック後に試合が再開された。最後は井上の右ストレートが顔面を捉えたがゴング、9回を迎えた。終盤は距離を詰めて体をくっつけて右ストレートを顔面に打ち上げる井上に対して、距離をとって、右ストレートと右アッパーを狙うミンドロが、パンチを交換した。的確にパンチを当ててポイントを稼ぐ井上。11回に左、右とパンチ顔面に連続で当てて体を押した井上。最終回、体をつけて押しながら、先に手を出した井上。ロープを背負ったミンドロは井上を抱えながらガードを固めた。

開催日2023年4月18日(火)
所属選手小西 佑亮
対戦相手川口 高良 (協栄)
試合結果判定1-1ドロー 58-56,56-58,57-57
小西 佑亮

試合:2022年度全日本ライト級新人王の川口とB級初戦の小西による対戦。身長180㎝の小西がジャブで組み立てながら左ボディをヒット。なかなか捕まえることができない川口だが、鋭い踏み込みから左フックでガクッと腰を沈めさせた。2回、小西は左を突きながら距離をキープ。クリンチを駆使しながら上手く戦った。3回、川口はジリジリと距離を詰めて左ボディを好打。4回、ブロックで決定打を避けた川口だが手数が少ない。偶然のバッティングで小西は左目上をカット。5回、ボディにパンチを集める小西に対し、川口はプレスをかけて左ボディを痛打。手数と一発のパンチの力強さ。ジャッジはどっちをつけるか。最終6回、川口はボディ攻撃から右ショートアッパーをヒット。アグレッシブな姿勢を見せた。

開催日2023年4月15日(土)
所属選手竹迫 司登
対戦相手メイリン ヌルスルタン(カザフスタン)
試合結果8R 2分 33秒 TKO 負け
竹迫 司登

試合:OPBF東洋太平洋ミドル級王者の竹迫が、WBO世界4位でWBOインターナショナル王者のヌルスルタンに挑戦した。カザフスタンサポーターの中をくぐり抜けて竹迫は勇ましく入場。一方、ヌルスルタンはこのイベントの主役であるかのように大歓声の中、リングインした。韓国での試合だが竹迫にとってアウェーで戦っているような感覚だろう。初回、竹迫はガードを固めながら右フックを強振。ガードの上だが脅かすには十分だ。さらに思い切りの良い右ボディストレートを好打し上々のスタートを切った。2回、竹迫はジャブからワンツー、右ボディを決めて積極的な攻撃。ヌルスルタンも打ち終わりに左フックを合わせて上位ランカーの力を見せる。3回、ヌルスルタンは右アッパーから強烈な右フックを叩きつけると上下に打ち分け攻勢。4回、竹迫が右ボディを突き刺せば、ヌルスルタンも左ボディを返して応戦。ド迫力の打ち合いが続いた。6回、竹迫はプレスをかけてボディにパンチを集めてジャッジに攻勢をアピール。ヌルスルタンの表情が曇ってきた。8回、ヌルスルタンは右カウンターでグラつかせると一気にラッシュ。連打でダウンを奪うとレフェリーはノーカウントで試合をストップした。激戦を制したヌルスルタンが勝利した。

開催日2023年4月7日(金)
所属選手早川 蓮
対戦相手林 勇汰(花形)
試合結果判定0-1ドロー
早川 蓮

試合:林が懐に飛び込んで左ボディ、左フックをヒット。早川はジャブからワンツーにつなげたが、林のパワフルな攻撃が光った。2回、林は頭を振りながらワンツーで顔を弾くと、左ボディを好打。早川もジャブから右ストレートを打ち込むが手数で押されてしまう。3回、早川は左ボディが効果的に決まりだす。サイドに回り込んでボディを徹底的に攻めた。4回も早川がバックステップからワンツーを好打。打ち終わりを狙った林だが決定機を作り出すことはできなかった。ジャッジ2者が引き分けとし勝敗がつかなかった。

開催日2023年4月7日(金)
所属選手久保 龍助
対戦相手南雲 流唯瑞(JBS)
試合結果判定0-2 負け
久保 龍助

試合:サウスポー南雲が出入りを意識しながら左を繰り出すのに対し、久保は距離で外して右カウンターをヒット。初回からキビキビとした攻防を繰り広げた。2回、南雲はジリジリと距離を詰めて左オーバーハンドを好打。3回も南雲は左をねじ込むとパンチをまとめて攻勢。ロープを背負った久保はサイドに回ってワンツーを返したが守勢を強いられた。最終4回、久保は右ストレートで顔を弾くが南雲はお構いなしとばかりにプレスをかけてワンツーで後退させてジャッジに攻勢をアピールした。積極的な攻撃を見せた南雲が3連勝した。

開催日2023年3月16日(木)
所属選手斉藤 晶子
対戦相手愛楽 バルボア (伴流)
試合結果判定1-0ドロー 39-37,38-38,38-38
斉藤 晶子

開始から激しいパンチの応酬。斉藤が左右フックを繰り出すのに対し、愛楽は右アッパー、左ボディを織り交ぜた攻撃で応戦。2回、斉藤はグイグイと前に出ると、ボディに的を絞り見栄えの良さをアピール。その後もしつこく前進して豊富な手数を繰り出す斉藤と真っ向から応じる愛楽の構図が続いた。最後まで一歩も引かず打ち合った試合はドロー!

開催日2023年3月4日(土) 17:45開始
所属選手長谷川 慎之介
対戦相手鯉渕 健 (横浜光)
試合結果2R 1分 32秒 KO 負け
長谷川 慎之介

試合:開始から鯉渕がグイグイと攻め立て先手を奪いに行く。後手に回ったサウスポー長谷川は、左アッパーで迎え撃った。2回、鯉渕はコーナーに詰めて乱打戦に持ち込むと連打で攻勢。右フックから左フックをフォローしダウンを奪った。立ち上がった長谷川に襲い掛かると、怒涛の連打から右ボディアッパーで2度目のダウンをゲット。長谷川に10カウントを聞かせた。鯉渕が昨年10月以来の再起戦を勝利した。

開催日2022年12月2日(金)
所属選手上原 柊人
対戦相手秋岡 力(横田S)
試合結果判定3-0 勝ち
上原 柊人

最初の2分はお互いに警戒してか手数が少なかったが、上原が右から切り込むと単発の右ストレートをヒット。クリーンヒットを奪いたい秋岡だが、後手に回ってしまう。3回、上原は思い切りの良い右オーバーハンドで顔を弾くと優勢に試合を進めた。最終4回、上原はガードを固めながらプレスをかけてワンツー、左フックを好打し攻勢をアピールした。フルマークの判定勝ちで上原がデビュー戦を飾った。

開催日2022年12月2日(金)
所属選手小須田 優衣雅
対戦相手甲斐 進也(石橋)
試合結果判定3-0 勝ち
小須田 優衣雅

昨年11月以来の再戦(引き分け)は、小須田が上下に打ち分けリズム感のある攻撃を見せると、ラウンド終盤に右ストレートでガクッと腰を沈めさせた。2回、甲斐はテンポをずらした右ストレートで反撃。小須田はジャブから丁寧に組み立てた。3回、小須田はフェイントを入れてからの右ボディストレートを好打すると、コンビネーションで攻め立てポイントを加点。最後まで主導権を渡さなかった。

開催日2022年12月2日(金)
所属選手関根 駿
対戦相手末吉 史明(FUKUOKA)
試合結果5R 0分 34秒 TKO
関根 駿

関根がガードを固めながらプレスをかけて右ボディストレートをヒットするとコンパクトなコンビネーションで積極的な攻撃を展開。2回、末吉は右ストレートから切り込むが、関根はボディ攻撃で体力を削り消耗させた。3回も関根のラウンド。しつこくボディを叩きジワジワと攻め立てた。勝負が決まったのは5回。関根はボディからショートアッパーで後退させると防戦一方になった末吉を見てレフェリーが割って入った。